はまたろす。の躁うつ雑記&日誌

うつ病(自己診断&治りかけ)の21歳高校生の書くブログ。のんびり書いていきます。

ポジティブ思考を目指して 〜ただの自分をただ認めるために〜

ポジティブ思考になろう!…なんて思うだけでポジティブになれるなら誰も苦労はしない。
ただ少しずつ、それなりの年月をかけて思考の癖を変えていくことをはできるんじゃないかと私は思ってる。人は変化し続ける生き物だ。どうせ変わっていくならいい方に変わりたい。

もし、少しずつ積み重ねた努力で、5年後、10年後、現在の自分が予想だにしないような自分がいるというのは、とてつもなく魅力的な話だと思う。かなり長いスパンで話してしまったが、もっと早く、1、2年で変わっているかもしれない。

たった1年先の自分だって、どこで誰とどんな風に過ごしているか? なんて全く予想がつかない人の方が多いんじゃないだろうか。

極端な話かもしれないが、半年先に急に新しい趣味との出会いがあってどハマりし、さらに一年後には仕事を辞めて、その趣味を仕事にしているかもしれない。
1年もあれば自分の身と、自分の取り巻く環境、自分の思考に何が起こるかなんてわかったもんじゃない。未来の自分に、少しでもいい未来をプレゼントしたいものである。

という訳で、今回はポジティブ思考の癖をモノにする方法と、実際私が試してみたものや、これから実践する方法なんかについてを書こうと思います。
成功体験というわけではなく、あくまで私自身うつを治し切っていない途上の段階にいるため、大体は啓発本からの知識だと思って欲しい。

私はどうも本題に入るのにながーく前置きを置いてしまう性質なので、面倒臭い理論や、私の体験談などが要らない場合は飛ばして下さい。

とりあえず理論から

問題は『何を』『どう継続』するかに懸かってると思う。
努力は必ず実るなんて言うが、私はその言葉は信じないし大嫌いだ。
努力の方向によっては、実るどころか逆効果をもたらす可能性だってあるだろう。
あがり症の人がそれを治すために、発言や発表の機会を積極的に増やしてみたところ、失敗体験の塗り重ねになってしまい、余計酷くなってしまったなんて話を聞いたこともある。

大事なのは2つ

1つは成功体験を重ねること。聞こえはカッコ悪いが、成功確率が高いものだけしか挑戦しないっていうのがみそだ。今の自分のレベルに合わせて、少しづつ出来る範囲を広げていく。
ただ、もちろん、どんなに成功確率が高かろうが失敗するときは失敗するだろう。

そこでもう1つが、失敗を引き摺らないこと。
ようは自己否定をしないことだと思う。

失敗体験を重ねることの何がいけないかと言えば、「自分は駄目だ」と否定することにある。逆に言えば失敗だって気にしないで済むのなら、何回失敗を重ねても問題はないんじゃないかなと思う。
まぁでもポジティブになりたいと思ってる時点で、おそらく失敗を気にするタイプがほとんどだと思うのでこの情報は意味がないな。

意味を履き違えていると効果が出ない

私がそうなのだが、よくあるパターンとして否定してしまったことを否定するというのがある。
ポジティブでいよう、いようと思うあまりネガティブな発想が頭に浮かび次第自分を咎めたり、否定はいけないと思うあまり、失敗した自分を責めた自分を責める、なんていうおっそろしく堂々巡りなことをやってしまいがちだ。

よくある啓発本なんかでも、私のブログでもそうなのだが、その中で出てくる「ポジティブ思考でいよう」「自己否定をやめよう」「自分を肯定してあげよう」のフレーズは、常にポジティブ考えろという意味じゃない。勿論、出来なかったら責めろという意味でもない。
否定したことさえ否定しない、肯定できなかったことさえ否定しない、ポジティブに考えられなかったことでさえ否定しない、ということである。

逆に言うと、否定したことさえ肯定するのだ。

出来なかったら出来なかったでしょうがないよね、と開き直るのだ。

例えば、予め今日は掃除しようと決めていたとして、結局面倒臭くてずっとぐーたらしてただけの日だったとしよう。そしたら、ぐーたらしちゃったらしちゃったで別にいいよね、そんな日もあるよね、と言い訳して自分を正当化すれば良い。

誰かさんみたいに、そのぐーたらの期間があまりにも長引いて、たとえ3年もの間引きこもってゲームなんかしてぐーたらし続けたとしても、その3年を後悔して引き摺って、更にその罪悪感から逃れるためにゲームやインターネットに走るよりかは、開き直ってせめて明るい気持ちでゲームをやるとか、自分の健康についてでも考えた方がマシだ。急には外に出られないだろう。一歩踏み出せば外には出れるのに、なんて考えないでいい。それさえ開き直って今の自分の弱さを認めて、今出来ることだけをすればいい。
というか、逆に言ってしまえばそれしか出来ないだろう。

脱引きこもりまでは、なんとかこぎつけた私の話

自己否定せずに、家で過ごすうちに泣いたり、暴れたりする回数が減った。
人の通らない昼間の堤防(朝の方が人がいるんだよなぁ…。しかも朝は何故かみんな挨拶してくる。何故なんだろう…)なら歩けるようになった。
100円均一でのみ買い物ができるようになった。そのうちスーパーに入れるようになった。
1人でバスに乗れるようにもなり、飲食店にも入れるようになった。
バイトもなんとか始められた(始めようと決心してから半年経ってはしまったが)
気付けばなんとかドトールにも入れるようになった。…スタバは未クリアではあるが。

この一連の流れにざっくり3年ほど経っている。当たり前にスタバに入れる人間には、一体3年もかけて何してたんだ、と思われるかもしれないが私にはとんでもない進歩である。
それこそたった一年前の私には、1人で電車に乗ったり、1人でカフェ(私が1人で入店可能なたった1つのカフェ、ドトール)に入ったりすることができる自分など想像だにしなかったのだから。

結論

色々長くなってしまったし、どうもまとまりのない文章で申し訳ないが、要は「ありのままの自分を認めよう」ということが、この話の核心です。

自分の醜い部分や好きになれない部分。
反対に自分の得意な分野や、好きな部分。

どちらもを過大評価も過小評価もせずに、他人とも比べずに、かと言ってそれをしてしまっても否定せず、別に凄くもなければ、駄目でもない、ただの自分をただ認める。

少なくとも私は結構な時間がかかれど、それで少しはマシになった。考え方を変える、という手段を知って、始めたばかりの頃の私は、それで今のどうしようもない現状が変わると本気で思えず、馬鹿馬鹿しいと自己卑下しながら試していたが、それが3年以上たった今、やってて良かったと思う。

まぁ、そんなことが完璧に出来る人は、この世に存在しないと思う。というかそれは人間じゃない。
ポジティブ思考になれたとしても、そんな人生まるっとイージーモードになるわけじゃない。誰にだって上がり下がりはあるのだから。

ただ、自己嫌悪する回数を減らし、弱い自分も含め認めることが出来たら、それは今の社会の中で、幸福に生きやすいマインドの持ち方になると思う。

だから私もできればそうなりたいものだな、と思う。

最後に

・週3回1時間は散歩をする
・笑顔でいる時間を増やす
・自分を自分で褒める
・ポジティブなことは、思ったらすぐに口に出す
  (美味しい、楽しい、とか)
・ネガティブなことは、1人でいるときに口に出して吐き出す
  (独り言を聞かれたら死ぬと思っていた頃は全て日記に書いていた)
・To Doリストを作る
  (明日病院に行く、今月中にドトールに1人で入る、今年中にクラスメイトに話しかける、とか)
・啓発本を読み漁る
自己啓発系動画を見る
・自己分析をする
  (何故外に出るのが怖いのか、何故他人の目を気にするのか、それをして自分に何がもたらされ、それをしないと何がもたらされないのか、をとことん掘り下げる)

・深呼吸…、は私の場合息を吸った吐くというゆったりした動作をしてるととてつもなくイライラしてしまうので効果はなかった。というより続けることが出来なかったという方が正しいかもしれない。

振り返ると色々やったなぁと実感する。正直どれがどのくらい効いているのか分からないが、やっぱり相対的に自分を否定する時間が減ったのが1番大きいような気がする。それと自己分析。自分のことを知るというのは大切だと実感した。やってみると意外と自分で気付いていたなかったことに気付けたりする。

あと、この頃父に、「ボルダリングうつ病に効くんだぞ」と言われボルダリングを始めた。
見事に父とどハマりして、身体がかなり鍛えられた。目に見えて身体に筋肉がつき、懸垂も10回以上できるようになったのはやはりある程度の自信に繋がったと思う。

これから始めようと思ってること

と言いつつもう1週間前から、私の個人的メンタルの師である(3人いる)メンタリストDaigoの動画に触発されて1ヶ月継続チャレンジをしている。

趣旨としては、何かひとつ決めて1ヶ月間の継続を達成することで、自信をつけようというものである。2021年いっぱい、継続できたことがないな、としょげかえっていた私におあつらえ向きかなと思い始めることにした。

やると決めたのは二つ。

スマホを使う時間を1日1時間にすること。

もうひとつがメンタリストDaigoと私がよく啓発本等でお世話になってきた心屋仁之助(もう1人のメンタルの師)のやり方の複合体なのだが、朝起きてすぐに必ず台詞を最低3語口に出す、ということをやっている。

「私は愛されている。認められている」
「周りより劣っていてもいい。失敗したところを見られてもいい。それで私の価値が変わったりはしない」
「悩み続けても、悩まなくてもいい」
「今日もいい日になるよう心がけよう。だから今日もいい日になる」

とまぁ、これを書いたメモを枕元に貼って、毎朝家族に聞こえないように小声で呟いている。
朝これを呟いてから1日を始めると、気分はちょっといい。一ヶ月後に効果のほども書きたいものだ。

因みに台詞は自分にあったものならなんでもいいと思う。
例えばいつもダラダラしてしまうことに罪悪感を感じてるなら「いつもダラダラしててもいい」とか、罪悪感を頻繁に感じているなら「罪悪感を感じなくてもいいし、感じちゃってもいい」っていう風に。
取り敢えず自分を否定させないのが目的なのでこんな感じのがオススメです。

あとDaigoの動画では、1ヶ月だけタバコをやめるとか、禁酒するとか、そんな感じの例を出していた。あくまでも継続できそうな範囲でやるのが重要だ。
あと、もし一度破ってしまってもそこは気にしないのも大事。
たまにできない日があるのは仕方ない、だって人間だもの。

一番大事なのは、何がなんでも否定しないことである。

いずれ方法論をもっと羅列したような記事も書くつもり…ではあります。もし書いたらリンクをここに貼るので、その時はよろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。